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RPP広告管理

6 min read

Table of Contents

1
システム概要
#

このシステムが解決する課題 #

楽天RPP広告の運用において、以下の課題を解決します:

手作業の削減 #

数百の商品・キーワードのCPC管理を自動化。毎日の手動チェック作業を大幅に削減します。

赤字広告の即時発見 #

ROAS(広告投資対効果)が低い商品を自動検知し、停止を推奨。広告費の無駄遣いを防ぎます。

予算オーバーの防止 #

月度予算上限に達した場合、自動で全広告を停止。予算超過を確実に防ぎます。

科学的な判断 #

感覚ではなく、データに基づいた改善アクションを提案。ROAS・CTR・CVRを総合的に分析します。

効果の可視化 #

ダッシュボードで広告パフォーマンスを一目で把握。トレンドグラフ・アラートで迅速な判断を支援します。

データの流れ #

楽天RMS
CSV自動インポート
システムで分析
推薦生成
実行(手動/自動)
楽天APIに反映

2
メニュー構成
#

システムにログイン後、左側メニューの「RPP広告管理」から各機能にアクセスできます。

メニュー 内容
ダッシュボード 広告パフォーマンスの全体概要、KPIカード、グラフ、改善提案を一画面で確認できます。日常の運用チェックはここから開始します。
RPP報告-関键词 キーワード広告の商品一覧です。キーワード別のCPC管理、推薦実行、ランキング確認などを行います。
RPP報告-商品 商品別広告の一覧です。商品指定型の入札管理、推薦実行を行います。
CSVインポート 楽天RPPレポートCSVを手動でインポートするウィザードです。初期導入時や過去データの一括取得に使用します。
日汇总 日別の広告パフォーマンス集計です。ツリー・ピボット・グラフの3つの表示形式で分析できます。
CPC調整履歴 CPCの自動・手動変更の全履歴です。変更前後のCPC、理由、7日後の効果評価を確認できます。
期間対比 2つの期間のパフォーマンスを比較するレポートウィザードです。
履歴データ初期化 日汇总の履歴データを一括生成するウィザードです。初期導入時に使用します。
店舗登録情報 店舗ごとの設定画面です。予算、改善エンジンの閾値、自動実行設定を管理します。

3
店舗設定
#

アクセス方法: 店舗登録情報 → 対象の店舗を開く → 「RPP」タブ

3-1. 自動インポート設定 #

設定項目 説明
CSV自動インポート チェックを入れると、毎日自動でRPPレポートCSVを楽天RMSから取得します。取得時間は毎日午前2:10(JST)です。
実績なし赤字割合 注文がない商品の赤字判定基準(倍率)。デフォルト: 1倍。広告費が「販売価格 × この倍率」を超えると赤字と判定します。
実績なし赤字価格 注文がない商品の赤字判定金額。デフォルト: 500円。広告費がこの金額を超えると赤字と判定します。
実績あり赤字割合 注文ありの商品の赤字判定基準(倍率)。デフォルト: 1倍。
実績あり赤字価格 注文ありの商品の赤字判定金額。デフォルト: 1,000円。

3-2. 予算設定 #

設定項目 説明
月度広告予算 当月のRPP広告予算上限(日本円)。0の場合は上限なし。この金額に達すると全広告が自動停止されます。翌月1日に自動で再開されます。

3-3. 改善エンジン設定 #

ROAS診断閾値 #

設定項目 デフォルト値 説明
停止判定ROAS倍率 0.3 損益分岐ROASの30%以下で「除外登録(停止)」を推奨します。例: 損益分岐ROASが3.0の場合、ROASが0.9以下で停止推奨。
拡大判定ROAS倍率 2.0 損益分岐ROASの2倍以上で「露出拡大」を推奨します。例: 損益分岐ROASが3.0の場合、ROASが6.0以上で拡大推奨。

最小データ量(誤判定防止用) #

データが少なすぎる段階での誤った判定を防ぐための最低条件です。

設定項目 デフォルト値 説明
停止判定最低広告費 1,000円 この金額以上使って初めて停止判定の対象になります。少額の広告費では判定しません。
停止判定最低クリック数 20回 このクリック数以上で停止判定の対象になります。クリック数が少ないとデータの信頼性が低いためです。
CPC引下げ最低広告費 500円 CPC引下げ判定に必要な最低広告費。
CPC引下げ最低クリック数 10回 CPC引下げ判定に必要な最低クリック数。
拡大判定最低注文数 3件 拡大推奨に必要な最低注文数。注文実績があることを確認してから拡大します。

CPC調整幅 #

設定項目 デフォルト値 説明
CPC引下げ倍率 0.7 CPC引下げ時、現在のCPCの70%に下げます。例: 現在CPC 100円 → 70円に変更。
CPC引上げ倍率 1.15 拡大時、現在のCPCの115%に上げます。例: 現在CPC 100円 → 115円に変更。
キーワード最低CPC 40円 キーワード広告のCPC下限。これ以下には下げません。楽天の最低入札単価に対応します。
商品指定最低CPC 25円 商品別広告のCPC下限。これ以下には下げません。

3-4. 自動実行設定 #

設定項目 デフォルト値 説明
改善アクション自動実行 OFF チェックを入れると、改善エンジンの推奨を自動で実行します。マスタースイッチです。
自動停止 ON ROAS大幅悪化の商品を自動停止します。安全な操作のため、デフォルトでONです。
自動CPC引下げ ON ROAS不足の商品のCPCを自動引下げします。コスト削減に効果的です。
自動拡大 OFF 好調な商品のCPCを自動引上げします。⚠ 予算超過リスクあり。慎重に有効化してください。
1回あたり最大変更数 10件 1回の自動実行で変更できる最大商品数。急激な変更を防ぐ安全装置です。
分析期間(日数) 14日 自動実行時に分析する過去のデータ期間。長くするほど安定的ですが、最新トレンドへの反応が遅くなります。

4
商品管理
#

4-1. 商品一覧画面 #

アクセス方法: RPP報告-関键词 / RPP報告-商品

一覧画面では、各商品の広告パフォーマンスを一覧で確認できます。

表示される項目 #

項目名 説明
商品ID 楽天の商品管理番号です。商品を一意に識別するための番号です。
状態 広告の状態を示します。「手動設定」=手動管理(自動実行の対象外)、「執行中」=広告が有効、「已停止」=広告が停止中。
最終更新日時 CSVインポートによりデータが最後に更新された日付です。
キーワード 対象キーワードです(キーワード広告のみ表示)。このキーワードで検索したユーザーに広告を表示します。
目安CPC 楽天が推奨するCPC参考値です(キーワード広告のみ)。この金額を参考にCPCを設定します。
キーワードCPC 現在設定しているキーワード広告のCPCです(キーワード広告のみ)。円単位で表示されます。
PR順位 PR広告(プレミアム広告枠)での表示順位です(キーワード広告のみ)。1位に近いほど目立つ位置に表示されます。
ランキング 検索結果での表示順位です(キーワード広告のみ)。自然検索順位を含む全体のランキングです。
商品ページURL 楽天商品ページへのリンクです。クリックすると楽天の商品ページが開きます。
商品管理番号 商品名です。リンクをクリックすると商品詳細ページが開きます。
店舗 この商品が所属する店舗名です。
商品类别 商品カテゴリです。商品の分類を示します。
CTR クリック率(Click Through Rate)です。表示回数に対するクリック数の割合(%)。高いほど広告が魅力的であることを示します。
CVR コンバージョン率(Conversion Rate)です。クリック数に対する注文数の割合(%)。高いほど商品ページの訴求力が高いことを示します。
コスト 商品原価(仕入れ価格)です。損益分岐ROASの計算に使用されます。
販売価格 商品の現在の販売価格です。楽天から取得した最新価格です。
ROAS(KPI) 目標ROAS(損益分岐点)です。この値を下回ると赤字を意味します。原価と販売価格から自動計算されます。
ROAS(平均) 実際のROAS(売上 ÷ 広告費)です。720時間(30日間)の実績データから算出されます。
総注文数 720時間以内の注文数です。広告経由で発生した注文の合計です。
注文平均単価 平均注文金額です。注文1件あたりの平均売上を示します。
総消費金額 合計広告費です。この商品に使った広告費の総額です。
総売上金額 合計売上です。この商品の広告経由で発生した売上の総額です。
推薦 改善エンジンの推奨アクションです。詳細は「5. 推薦システム」をご覧ください。
月度上限停止 月度予算上限で停止されたかどうかを示します。ONの場合、予算上限により広告が停止されています。

4-2. フィルター(検索)機能 #

画面上部の検索バーから以下のフィルターが使えます:

フィルター 条件
未停止 状態が「已停止」以外の商品を表示。現在広告が有効な商品だけを見たい時に使います。
已停止 状態が「已停止」の商品を表示。停止中の広告を確認したい時に使います。
ROAS<1 (亏損) ROASが1未満(赤字)の商品を表示。早急な対応が必要な商品です。
ROAS 1-2 ROASが1以上2未満の商品を表示。利益は出ているが改善の余地がある商品です。
ROAS>=2 (良好) ROASが2以上(良好)の商品を表示。好調な商品です。
除外登録 推薦が「除外登録(停止)」の商品を表示。
変更 推薦が「変更(CPC修正)」の商品を表示。
除外解除 推薦が「除外解除(再開)」の商品を表示。
月度上限停止 月度予算上限により停止された商品を表示。

グループ分け #

グループ 説明
店铺 店舗ごとに分類して表示。複数店舗を運営している場合に便利です。
商品类别 カテゴリごとに分類して表示。カテゴリ別の広告パフォーマンスを比較できます。
ROAS区间 ROAS帯ごとに分類して表示。パフォーマンスレベル別に商品を把握できます。
状态 状態ごとに分類して表示。

4-3. 一覧画面の操作ボタン #

一覧上部のボタン(商品を選択してから使用):

ボタン 説明
RPPエクスポート 選択した商品のRPPデータをCSV出力します。楽天RMSへのアップロード用CSVフォーマットで出力されます。
売価取得 楽天から最新の販売価格を取得して、システムに反映します。
ランキング取得 楽天から最新のキーワード順位を取得します(キーワード広告のみ有効)。
CPC更新 設定したCPCを楽天APIに送信して反映します。CPC値を変更した後にこのボタンで楽天に反映させます。
推薦実行 推薦フィールドの値に基づき、一括で広告の停止・再開・CPC変更を実行します。選択した全商品の推薦アクションが実行されます。
Lark通知テスト 飛書(Lark)への通知テストを行います。通知設定が正しく動作するか確認できます。

4-4. 商品詳細画面 #

一覧から商品をクリックすると詳細画面が開きます。

ヘッダーボタン #

ボタン 説明
ランキング取得 この商品のキーワード順位を楽天から取得します(キーワード広告のみ)。
目安CPC取得 楽天の推奨CPC参考値を取得します(キーワード広告のみ)。CPC設定の参考にしてください。
CPC更新 この商品のCPCを楽天APIに送信して反映します。
推薦自動実行 この商品の推薦アクションを単独で実行します。

統計ボタン(上部) #

ボタン 説明
ROAS 現在のROAS値をワンクリックで確認できます。
花費(広告費) この商品の合計広告費を表示します。
売上 この商品の合計売上金額を表示します。
商品CPC记录 CPC変更の推移記録を一覧で確認します(商品別広告のみ)。
商品CPC図 CPC変更の推移をグラフで視覚的に確認します(商品別広告のみ)。
CPC調整履歴 このCPCの自動・手動調整の全履歴を確認します。変更前後の値と効果評価を含みます。

編集可能な項目 #

項目名 説明
キーワードCPC キーワード広告のCPC(円)。変更後「CPC更新」ボタンで楽天に反映させます。
入札単価 商品別広告の入札単価(円)。変更後「CPC更新」ボタンで楽天に反映させます。
推薦 推奨アクション。手動で変更可能です。変更後「推薦実行」で反映されます。
状態 手動設定 / 執行中 / 已停止。「手動設定」にすると自動実行の対象外になります。
月度上限停止 月度予算上限による停止フラグ。手動でON/OFFできます。
ROAS(KPI) 目標ROAS値。店舗の損益分岐ROASに合わせて設定します。
CTR(KPI) 目標CTR値。業界平均や過去実績を参考に設定します。
CVR(KPI) 目標CVR値。
PR(KPI) PR順位の目標値。
ランキング(KPI) ランキングの目標値。

5
推薦(レコメンド)システム
#

5-1. 推薦の種類 #

「推薦」フィールドは、各商品に対するシステムの推奨アクションを示します。

推薦値 意味 実行時の動作
除外解除 広告を再開すべき 楽天APIで広告を再作成します。状態が「執行中」になります。
除外登録 広告を停止すべき 楽天APIで広告を削除します。状態が「已停止」になります。
変更 CPCを変更すべき 新しいCPCを楽天APIに送信します。状態は「執行中」のままです。
継続 現状維持でOK 何も実行しません。パフォーマンスが目標範囲内です。
実績なし継続可 まだ実績がないが継続OK 何も実行しません。まだデータが少なく、様子見の状態です。

5-2. 推薦の自動計算ロジック #

除外登録(停止推奨)になる条件: #

  • 注文ゼロで、広告費が設定した赤字基準(金額・割合)を超えた場合
  • 注文ありだが、赤字(ROAS不足)の場合
  • 自然検索のランキングがKPI以内で、広告不要と判断された場合

変更(CPC調整推奨)になる条件: #

  • ROASが損益分岐を下回っているが、停止するほどではない場合
  • 改善エンジンがCPCの引下げ/引上げを推奨した場合

継続になる条件: #

  • パフォーマンスが目標範囲内の場合

実績なし継続可になる条件: #

  • まだ注文がないが、広告費が赤字基準内の場合

5-3. 推薦の実行方法 #

方法1: 手動実行(個別) #

  1. 商品詳細画面を開く
  2. 必要に応じて「推薦」の値を確認・修正
  3. 推薦自動実行」ボタンをクリック

方法2: 一括実行 #

  1. 商品一覧で対象商品を選択(チェックボックス)
  2. 上部の「推薦実行」ボタンをクリック
  3. 選択した全商品の推薦アクションが一括実行されます

方法3: 定時自動実行 #

  1. 店舗設定で「改善アクション自動実行」を有効にする
  2. 毎日05:00(JST)に自動で実行されます
  3. 改善エンジンが分析→推薦値設定→API実行を自動で行います

重要: 状態が「手動設定」の商品は、推薦実行の対象外です。手動で管理したい商品は状態を「手動設定」にしてください。

6
改善エンジン
#

6-1. 改善エンジンとは #

改善エンジンは、広告パフォーマンスを漏斗(ファネル)モデルで診断し、科学的な改善アクションを提案するシステムです。

6-2. 診断の流れ #

1 ROAS診断(利益率の確認)
2 CTR診断(クリック率の確認)
3 CVR診断(コンバージョン率の確認)
4 予算消化率の確認
改善アクションの提案

6-3. 改善アクションの種類 #

アクション 優先度 推薦値への反映 説明
投放停止を推奨 緊急 除外登録 ROASが損益分岐の30%以下。広告費が大幅に無駄になっている状態です。即座に停止すべきです。
CPC引き下げを推奨 変更 ROASが損益分岐を下回っていますが、CPC引下げで改善可能な状態です。CPCを現在の70%に下げることを推奨します。
CTR改善が必要 継続 クリック率がKPI未満です。商品名・メイン画像の改善が必要です(手動対応が必要)。
CVR改善が必要 継続 コンバージョン率がKPI未満です。商品ページ・価格の見直しが必要です(手動対応が必要)。
露出拡大のチャンス 変更 ROASが十分高い状態です。CPC引上げで売上拡大が見込めます。
継続監視 継続 指標は許容範囲内です。現状維持で問題ありません。

6-4. 自動実行の仕組み #

自動実行が有効な場合、以下の流れで動きます:

  1. 分析: 過去14日間(設定変更可)のデータで全商品を分析
  2. 推薦値同期: 分析結果に基づき、各商品の「推薦」フィールドを自動更新
  3. 実行: 推薦値に基づきAPIを呼び出し(停止 / CPC変更 / 拡大)
  4. 記録: すべての変更がCPC調整履歴に記録されます
安全装置:

  • 直近7日以内にCPC変更があった商品は、連続変更を防ぐためスキップ
  • データ不足(信頼度が低い)の商品はスキップ
  • 1回あたりの最大変更数を超えた場合は次回に持ち越し

6-5. CPC調整効果の評価 #

CPC変更の7日後に自動で効果を評価します:

評価 条件
改善 ROAS・CTR等のKPIが5%以上改善した場合
横ばい 変化が±5%以内の場合
悪化 KPIが5%以上悪化した場合

ダッシュボードの「CPC調整効果分析」チャートで結果を確認できます。

7
月度予算上限管理
#

7-1. 概要 #

月度予算上限を設定すると、当月の広告費が上限に達した時点で、該当店舗の全広告を自動停止します。翌月1日に自動で再開します。

7-2. 設定方法 #

  1. 店舗登録情報 → 対象店舗を開く → 「RPP」タブ
  2. 月度広告予算 に上限金額を入力(例: 100,000円)
  3. 保存

7-3. 動作の流れ #

予算超過時(毎日チェック) #

1 毎日自動チェック実行
2 当月の合計広告費 ≥ 月度広告予算?
YES
3 推薦 → 「除外登録」に変更
4 月度上限停止 → ON
5 楽天API → 広告停止、状態 → 「已停止」

月初の自動再開(毎月1日) #

1 月初に自動実行
2 「月度上限停止」がONの商品を検索
3 各商品のROASをチェック
4 ROASが低い → 再開しない / ROASが正常 → 広告再開

7-4. 確認方法 #

確認場所 確認内容
ダッシュボード → 予算消耗カード 「月度上限停止: X 件」で停止された商品数を表示します。
商品一覧 → フィルター「月度上限停止」 月度上限で停止された商品の一覧を確認できます。
商品詳細 → 月度上限停止フィールド 個別商品の月度上限停止状態を確認できます。
注意事項:

  • 月度予算を「0」にすると、上限チェックは無効になります
  • 月初の再開時、ROASが低い商品は自動再開されません(手動で「除外解除」に変更して実行する必要があります)
  • 月度上限で停止された商品は、改善エンジンの分析対象から自動的に除外されます

8
ダッシュボード
#

8-1. ヘッダー操作 #

操作 説明
店铺(店舗選択) 特定の店舗に絞り込みます。「全部店铺」を選択すると全店舗の集計が表示されます。
広告類型(全部/関键词/商品) キーワード広告/商品別広告/全部を切り替えます。タブ形式のボタンで選択できます。
時間範囲 表示期間を選択します。今日 / 7日 / 30日 / 90日 / 180日 / 360日から選べます。
期間対比 2つの期間を比較するレポートを表示します。ウィザード画面が開きます。
更新ボタン データを手動で再読み込みします。最新のデータを反映させたい時に使います。

8-2. KPIカード(4つ) #

画面上部に4つのKPIカードが表示されます:

カード 意味 見方
広告花費 選択期間の合計広告費 前期比の増減率が表示されます。増加は赤、減少は緑で表示。
広告销売額 選択期間の合計売上 前期比の増減率が表示されます。増加は緑、減少は赤で表示。
ROAS 広告投資対効果(売上÷広告費) 緑: 2.0以上(良好)、黄: 1.0-2.0(注意)、赤: 1.0未満(赤字)
平均CPC 1クリックあたりの平均コスト 前期比の増減率が表示されます。

8-3. 予算消耗カード #

月度予算が設定されている場合にのみ表示されます。

表示項目 説明
予算 設定した月度予算の金額です。
已消耗 今月の累計広告費です。
日均 1日あたりの平均広告費です。
月底予測 現在のペースで月末に到達する予測金額です。
進度バー 予算消化率(%)をバーで視覚的に表示します。
状態表示 正常(緑) / 接近上限(黄) / 予計超支(赤)の3段階で表示します。
月度上限停止 月度上限で停止された商品数を表示します。

8-4. チャート一覧 #

投入 vs 産出趨勢(トレンドチャート) #

  • 横軸: 日付
  • 縦軸: 金額(円)
  • 3本の線: 売上(紫)、広告費(水色)、利益(緑・点線)
  • 見方: 売上線が広告費線を常に上回っていれば健全です

ROAS趨勢 #

  • 横軸: 日付
  • 縦軸: ROAS
  • 目標ライン: 2.0(灰色点線)
  • ポイントの色: 緑(2.0以上)、黄(1.0-2.0)、赤(1.0未満)
  • 見方: 目標ラインを常に上回っていれば理想的です

CPC調整効果分析(バブルチャート) #

  • 横軸: CPC(円)
  • 縦軸: 調整後のROAS
  • バブルの大きさ: ROAS変動幅
  • 色: 緑(改善)、赤(悪化)、黄(横ばい)
  • 見方: 緑のバブルが多いほど、CPC調整が効いています

転化漏斗(コンバージョンファネル) #

  • 表示回数(インプレッション) → CTR% → クリック数 → CVR% → 注文数
  • 見方: 各段階の転化率が低い箇所がボトルネックです

商品効果矩陣(ポートフォリオマトリクス) #

象限 特徴 推奨アクション
右上(明星商品) 高広告費・高ROAS 維持・拡大。最も効果的な商品です。
左上(潜力商品) 低広告費・高ROAS 拡大チャンス。CPC引上げで売上拡大が見込めます。
右下(問題商品) 高広告費・低ROAS CPC引下げか停止。広告費の無駄が大きい商品です。
左下(瘦狗商品) 低広告費・低ROAS 停止検討。効果が低い商品です。

日予算消耗曲線 #

  • 棒グラフ: 日別の広告費
  • 紫線: 累計消費
  • 灰色点線: 予算に基づく予定累計
  • 見方: 累計線が予定線を上回っていると月末に予算超過の可能性があります

8-5. 関键词効果排行(ランキングテーブル) #

上位の商品/キーワードをパフォーマンス順に表示します。

ソート基準 説明
按ROAS ROAS順(デフォルト)。最も効率の良い商品が上位に表示されます。
按销売額 売上順。最も売上が大きい商品が上位に表示されます。
按花費 広告費順。最も広告費を使っている商品が上位に表示されます。
按CTR クリック率順。最もクリック率が高い商品が上位に表示されます。

各行をクリックすると商品詳細画面に遷移します。

8-6. 改善アクション #

改善エンジンが分析した結果が、優先度順に表示されます。

表示 意味
緊急 即座に対応が必要(大幅赤字)。放置すると広告費が無駄になります。
早めの対応推奨(ROAS不足)。CPC調整で改善が見込めます。
改善の余地あり(CTR/CVR不足)。商品ページの改善が必要です。
拡大 好機(拡大チャンス)。CPC引上げで更に売上を伸ばせます。

各アクションをクリックすると商品詳細画面に遷移します。

8-7. 改善エンジン分析レポート #

セクション 内容
アクション分布 停止/CPC引下げ/CTR改善/CVR改善/拡大/監視の件数を一覧で表示します。
効果評価(過去30日) 自動CPC調整の結果(改善/横ばい/悪化の割合)を表示します。
改善機会 改善により見込める推定売上増加金額を表示します。
自動実行履歴 最近の自動CPC変更一覧(日付・商品・CPC変更幅・効果)を表示します。

8-8. 店铺予算分配テーブル #

全店舗の予算使用状況を一覧で比較します。

説明
店舗 店舗名です。
月予算 月度広告予算の金額です。
已消耗 今月の使用額です。
進度 消化率(%)をバー付きで表示します。
ROAS 店舗のROASです。
状態 正常/接近上限/超支の3段階で表示します。

8-9. 需关注的商品(アラート) #

ROASが低い、または急激にパフォーマンスが悪化した商品が自動表示されます。各アラートをクリックすると商品詳細画面に遷移できます。

9
CSVインポート・エクスポート
#

9-1. 自動インポート(日次) #

  • 店舗設定で「CSV自動インポート」を有効にすると、毎日自動で楽天RPPレポートCSVを取得します
  • 取得したデータは自動的に各商品レコードに反映されます
  • 実行時間: 毎日 午前2時10分(日本時間)

9-2. 手動インポート #

初期導入時や過去データの一括取得に使用します。メニューの「CSVインポート」または「日付別にインポート」から実行できます。

9-3. CSVエクスポート(楽天アップロード用) #

  1. 商品一覧で対象商品を選択
  2. RPPエクスポート」ボタンをクリック
  3. CSVファイルがダウンロードされます

エクスポートCSVの形式(キーワード広告) #

内容
コントロールカラム 推薦値(d=除外解除 / n=除外登録 / u=変更 / k=継続 / t=実績なし継続可)
商品管理番号 楽天の商品IDです。
キーワード 対象キーワードです。
キーワードCPC 設定するCPC金額です。

このCSVを楽天RMSにアップロードすることで、手動での一括反映も可能です。

10
自動タスク一覧
#

システムには以下の自動タスクが設定されています:

タスク名 実行頻度 実行時間(JST) デフォルト 説明
同步RPP広告CSV 毎日 02:10 有効 楽天からRPPレポートCSVを自動取得します。
生成RPP広告日汇总 毎日 03:00 有効 日別の広告パフォーマンス集計を生成します。
評価CPC調整効果 毎日 04:00 有効 CPC変更の効果を7日後に自動評価します。
改善エンジン自動実行 毎日 05:00 無効 改善エンジンの推奨を自動実行します(店舗設定で有効化が必要)。
月度予算上限チェック 毎日 06:00 有効 月度予算超過の店舗の広告を自動停止します。
月初・月度上限停止商品の再開 毎月1日 01:00 有効 月度上限で停止された商品をROAS判定の上で再開します。

タスクの実行順序 #

02:10 CSVインポート(最新データ取得)
03:00 日汇总生成(集計データ更新)
04:00 CPC効果評価(過去の変更効果を判定)
05:00 改善エンジン自動実行(分析→推薦→実行)
06:00 月度予算上限チェック(超過していれば停止)

11
よくある質問(FAQ)
#

Q1: 推薦を手動で変更しても大丈夫ですか? #

はい。推薦フィールドは手動で自由に変更できます。手動変更後に「推薦実行」ボタンを押すと、変更した推薦値に基づいてアクションが実行されます。

ただし、改善エンジンの自動実行が有効な場合、次回の自動実行で推薦値が再度上書きされる可能性があります。手動で管理したい商品は、状態を「手動設定」にしてください。

Q2: 月度予算上限で全商品が停止されました。すぐに再開したい場合は? #

  1. 商品一覧で「月度上限停止」フィルターを適用
  2. 再開したい商品を選択
  3. 推薦を「除外解除」に変更
  4. 「推薦実行」ボタンをクリック
  5. 月度上限停止フィールドを手動でOFFにする

または、月度広告予算の金額を引き上げることで、次回のチェックで停止条件に該当しなくなります。

Q3: 改善エンジンの「自動実行」と「推薦実行」ボタンの違いは? #

推薦実行ボタン 定時自動実行
トリガー ユーザーが手動でクリック 毎日自動(05:00 JST)
対象 画面で選択した商品 全店舗の全商品
推薦の決定 既に設定済みの推薦値を使用 エンジンが分析→推薦値を自動設定→実行
安全制御 なし(選択した全商品を実行) 最大変更数制限、クールダウン、信頼度チェック

Q4: ROASが1未満の商品は全て停止すべきですか? #

必ずしもそうではありません。ROASが1未満でも:

  • 新商品: まだデータが少なく、今後改善する可能性があります
  • CTR/CVRに改善余地: CPC引下げやページ改善で回復する可能性があります
  • 季節要因: 一時的な売上低下の場合、すぐに停止すると機会損失になります

改善エンジンは、単純なROAS比較ではなく、広告費の規模・クリック数・注文数など複数の指標を総合的に判断して推奨します。

Q5: ダッシュボードのデータが更新されていません #

以下を確認してください:

  1. 店舗設定で「CSV自動インポート」が有効になっていますか?
  2. 「最終更新日時」が今日の日付ですか?
  3. ダッシュボード右上の「更新」ボタンをクリックしてみてください
  4. CSVインポートのcronが正常に動作しているか、管理者に確認してください

Q6: CPC変更が楽天に反映されていません #

以下を確認してください:

  1. 商品の状態が「已停止」になっていませんか?(停止中の商品はCPC更新できません)
  2. CPC調整履歴にエラーが記録されていませんか?
  3. 楽天RMSの管理画面で直接確認してみてください
  4. CPC値が楽天の最低入札単価(キーワード: 40円、商品: 25円)を下回っていませんか?

Q7: 通知(Lark/飛書)を設定したい #

  1. 商品詳細画面を開く
  2. 以下のフィールドを設定:
    • PR外れ通知: PR順位が下がった時に通知(キーワード広告のみ)
    • ランキング下がり通知: ランキングが下がった時に通知(キーワード広告のみ)
    • 受信メールアドレス: 飛書のWebhook URLを設定
  3. 「Lark通知テスト」ボタンで動作確認

12
用語集
#

用語 説明
RPP 楽天プロモーションプラットフォーム(Rakuten Promotion Platform)。楽天の検索広告サービスです。検索結果ページに商品を広告として表示します。
ROAS Return On Ad Spend(広告費用対効果)。広告費に対する売上の比率です。例: ROAS 2.0 なら1円使って2円の売上。1.0未満は赤字です。
CPC Cost Per Click(クリック単価)。1クリックあたりの広告費です。CPCが高いほど上位に表示されやすくなりますが、コストも増加します。
CTR Click Through Rate(クリック率)。表示回数に対するクリック数の割合(%)です。高いほど広告が魅力的であることを示します。
CVR Conversion Rate(コンバージョン率)。クリック数に対する注文数の割合(%)です。高いほど商品ページの訴求力が高いことを示します。
損益分岐ROAS 広告がトントン(赤字でも黒字でもない)になるROASです。原価率によって異なります。例: 原価率50%の場合、損益分岐ROASは約2.0です。
除外登録 広告対象から除外する操作です。つまり広告を停止することを意味します。
除外解除 除外を解除する操作です。つまり広告を再開することを意味します。
月度上限停止 月度予算に達したことによる自動停止です。翌月1日に条件を満たした商品は自動再開されます。
改善エンジン システムの自動分析機能です。ROAS・CTR・CVR等の指標を総合的に分析し、最適なアクションを推薦します。